初午に行ってきました

2月の最初の午の日に初午の行事が行われます。

今年の初午は、今日(24日)でしたので父の代わりに参加しました。

昔と違い御近所3軒とお寺様という細々とした行事でしたが、初めて参加させて頂いて色々と感じることが有りました。

箕輪町には2派の初午稲荷が有り、現在も続いているそうです。大聖院さんを境に山根の組と平地の組に分かれているそうです。

 

各々初午の日に集まってお参りの後、会食するとのことです。娯楽の無かった昔は、お題目とか御念仏とか稲荷溝とかいう集まりを呑む口実にしていたのかも知れません。今日もお経の後、一杯御馳走になりながら色々と教えて頂きました。

 

その中で昔は色々な風習や仕来たり、道徳といったものを地域の中で先輩から後輩に伝える形で受け継いでいったという話が有りました。確かに私の子供のころは近所に餓鬼大将がいて年下の子を引き連れ、良いことも悪いことも色々教えていました。ちょっとぐらいの怪我はモノともせず、竹薮の中を走り回り日が暮れるまで遊び歩いたものでした。それと比べると今の子供たちは可哀そうな気がします。昔を懐かしんでも仕方が無いのかもしれませんが、せめて昔の箕輪はこういう所でこんなことをしていたんだということを後世に伝え、人と人との繋がりを考える教材に出来たならと思った次第です。

3丁目 飯山

 

 

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