11月30日(日)箕輪公会堂にて日吉南防災拠点研修会がありました。
この日の朝は町内一斉清掃の日でもありました。それぞれの地域ごとに掃除をし、また子ども会・箕輪町消防団も公園清掃を担当しました。自分の近所を掃除することによって、普段会わないご近所さんと顔を会わせ、いざという時の為に協力できる関係をつくる。それも目的のひとつです。
さて、研修会ですが、午前中は拠点を運営する人達向けの研修でした。私は、掃除を早めに切り上げ仕事に行ってしまったので、午前中の研修には参加できず残念。誰でも参加OKの午後の研修に参加させてもらいました。
講師の星さんのお話は今回で2回目。変わらず明るく元気なお姿を拝見して安心。笑顔の裏には東日本大震災から今日までずっと走りぬけて来られた数々のご苦労もあったのだろうとお察しします。七ヶ浜は太平洋沿岸に位置する町で、日本三景松島の南部を形成している日本でも有数の外国人避暑地だそう。全国から駆け付けたボランティアと地元の人達の頑張りで、元の美しい浜に戻ったと聞き安心しました。それでも今も災害ボランティセンターの運営は続いています。
災害本部機能、メディア対応、ボランティアの受け入れ、保険、オリエンテーションする場の設定やマッチング等、沢山のお話をしてくださいましたが、星さんの話の中でも特に耳に残っているのが『人ごとではない!!』『かならずその日はやってきて、自分のことになる!!』と言われたこと。
その時に慌てない為にも常日頃の準備と、心構えと、ご近所付き合いは大切にしないと。そんな思いを新たにした研修会でした。
星さん、遠くから箕輪町にいらしてくださって、ありがとうございました。
文・写真:RIKO