『平成29年10月1日(日)、朝8時に東京湾北部で震度6強の地震発生!!』を想定して、訓練が行われました。しかも今年は「日吉地区一斉訓練」という初の試みでした。
9月16日にリハーサルが行われ、庶務班・情報班・食料班・救出救護班それぞれが、今年のテーマに沿って入念な打ち合わせをしました。
本番当日、参加人数350人程度。思ったより少ない参加者でしたが、今年はヘルメットもかぶり避難リュックを背負った人が多いのが印象的でした。そしていつもよりお子さん連れの人も多かったと思います。このふたつはとても嬉しいことです。
各班の訓練内容も、年を重ねる毎に専門性を帯びているように感じます。
実際に発災したら訓練のように整然とはいかないのは重々承知の上ですが、訓練をおろそかにしないで参加してくれた人には、「絶対に身に付き役に立つことがある」と信じています。
関心を持ち、普段から意識するだけでも命が助かる道につながると思っています。
今後30年以内に(それは30年先かもしれないし5分後かもしれない)大きな地震が関東を襲う確率が80パーセントに引き上げられた今、常日頃の心構えと準備は必要不可欠です。
備えあれば憂いなし!とはいかないまでも「備えあれば憂いも軽減」です。
写真・文:RIKO