地域ボランティアって大変だ と 思っていませんか?
4月20日土曜日、箕輪町公会堂で箕輪町町内会定時総会行われました。
総会は決算報告、予算案等が審議され、無事可決し新年度がスタートすることとなりました。
総会の終わりに小島会長から町内会役員の高齢化や担い手不足についての話が有り、是非多くの方に町会行事に協力して頂きたいとの事でした。
箕輪町に限った話ではありませんが、地域活動の担い手が不足しているのは事実で特定の方々が多くの役割を兼任しています。このままではいずれ町会活動が立ち行かなくなってしまうかもしれません。
そもそも町内会活動やその他の地域活動が必要かどうかということも有るかもしれませんが、もし地域コミュニティー(付き合い)が全くない状況を想像してみると非常に住みにくい世の中になってしまうように思えます。
やはり時代に合わせての変化は必要でしょうが、地域コミュニティーは維持していくべきだと考えます。
そこで一つの提案ですが まず多くの方々に現在この地域で行われている地域活動を知っていただき、日程等も出来るだけ早く発表し 興味のある方、時間に余裕のある方に参加して頂くことを考えるべきだと思います。
今までは手を挙げると役員にされてしまうのではないかと思って躊躇してしまう方も多かったと思いますが、例えば一年に一日だけ、もしくは半日だけでも参加して頂ければ大変助かる訳ですから、最初から日にちや内容を限定したうえでの参加でも構わないと思います。
お祭り、盆踊りや運動会、防災訓練等、箕輪町には色々な地域活動が有ります。その中で自分が興味のある活動に協力して頂ければ大変助かります。勿論中心的な役割を担っていただく方も必要ですが、それも行事ごとの分担制にするなどして出来るだけ負担を軽くしていくべきだと思います。
この様に書いていくと、地域活動に協力するのが住民の義務だと言っているように思う方もいるかもしれませんが、そもそも地域活動は結構やりがいのある楽しいものだと思います。人間はコミュニティーを作らなければ生きていけない動物です。生まれてから死ぬまで誰の力も借りずに生きていける人間などいません。まずは自分や家族の生活を維持することが大事だと思いますが、余裕が有れば社会に恩返しすることも考えるべきだと思います。また活動を通して新しい友人が出来、たまには一杯やりながら色々と語り合うことも自分自身にとっても有意義なことではないでしょうか?
箕輪町は今後もインフラ整備やマンション建設が進み人口が爆発的に増えていく地域です。今後の街づくりについて真剣に考えていかなければなりませんが、「街づくり」はまず「人づくり」だと思います。
地域の皆さんの御意見御協力を是非お願いしたいと思っています。
街づくり委員会 飯山清志