11月24日の日曜日、朝から行われた町内一斉清掃に続いて、多くの方々が諏訪神社境内にお集まりいただき、10時から訓練が始まりました。
今回は2部制で1時間を要し、屋外で「水嚢で防ぐ浸水対策」の紹介と、集会所内で港北防災キャラバン「河川防災」の講座を受講いただき、鶴見川水系流域の洪水氾濫対策および、防災情報の入手法について学んでいただきました。
今年のミニ防災訓練では「段ボール箱」が大活躍・・・春は段ボールトイレづくりで排泄物処理訓練、今回は土嚢の代役で、ダンボール箱にビニール袋で作った水嚢を投入→浸水防止ブロックを組み立て、それをブルーシートに包み、浸水口や排水溝をふさぐ演習に力が入りました。
近年、雨の降り方が激変!突然の洪水から土砂災害に見舞われる恐ろしい水害が、各地で発生しています。
防災講座では、今、自分の居るところにどんな危険が迫っているのか?洪水や土砂災害などの発生情報を捉え、「いざという時どこに避難したらよいのか‼」を学びました。
来場された方々の中には、「緊急地震速報はドキッとするが、大型台風直撃予報などでも無い限りこの辺り都市部では大水害は?・・・」、「他人事のように漫然と聞いていた気象警報や災害情報では危機感が薄く、万が一、何かあったら小学校の避難所に行けばよいのかな」くらいに思われていた方も何人かおられたようです。
この度、責任ある情報発信元の京浜河川事務所の講師の解説に、「どこに居てもリアルタイム情報のゲットから命を守る行動に移れる意識がしっかりと刻まれました」と目から鱗の感想をいただきました。
また、「家族やご近所との情報の共有が大切で、災害警報はテレビなどでもデータ放送で見られますが、停電にも強いスマホは必需品かな・・・しっかりと意識できました」などの声も聞かれました。
活発な質疑応答もいただき、熱心な受講ご参加を賜り予定を15分余りオーバーし訓練を終了いたしました。今後とも町内会では、さらなる防災意識向上のため、ミニ防災訓練や地域小学校防災拠点訓練などを通じ街の安全・安心と住民交流に努めてまいります。
箕輪町町内会 防災部